キッズプログラミング講座について

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プログラミング教育の目的とは?

一口にプログラミング教育といってもたくさんあります。
学習環境だけでも幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、専門学校、各種スクールとあり学ぶ内容も様々です。
このような学習環境の中で小学校では2020年度からプログラミング教育が授業に組み込まれます。
学校により内容、取り組み方、学習時間の違いはあると思いますが何かしらの方法で組み込まれます。
ここで一つ誤解してはならないのがプログラミング教育の目的です。

文部科学省の資料によると

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない。


※引用文部科学省~小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

とあります。
重要なのはコーディングを覚えることが目的ではないということ。
あくまでも「プログラミング的思考」の教育であり
「プログラミング能力」の教育ではないということです。


講座の目的

この講座ではプログラミングとはどういうものなのかを視覚的にとらえ概念を感覚的に学びプログラミング的思考を学習するのが目的です。
とはいえプログラミングには、さまざまな種類、言語がありどれで学習したらいいのかわからない、プログラミングは難しいと感じる方が大半だと思います。

本講座で使用する教材はスクラッチ(scratch)と言われる、いわゆるプログラミングのコードというものを記述する必要が無くマウスの操作でブロックを組み立てるようにプログラムが作れるソフト(開発環境)を使用します。

難しいことはしない、けれども自分で組み立てた命令通りに動くという結果から仕組みや感動、達成感を味わっていただければと思います。

スクラッチ(Scratch)とは?

スクラッチは世界的に利用されているソフトです。
国内での個人利用はもちろん、スクラッチを取り扱うパソコンスクールも多数あります。
そのため非常に多くのサンプルプログラムが公開されておりプログラミングの一つの方法であり基本でもある「真似」をしやすいです。
プログラミングは難しいです。
ただ、先に説明した理由でスクラッチの場合はわりと手軽にはじめられます。
言ってみれば、おもちゃやゲーム感覚です。

実際に人気のおもちゃ、レゴや人気のゲーム、マインクラフトと連携させる方法もあります。
遊びながらプログラミング学習ができるのは初級者にとって楽しいものです。

スクラッチのデメリット

現在のスクラッチで注意する点があるとすれば、あくまでもプログラミング的思考を学習するのが目的なのでスクラッチを学べばプログラマーになれるというわけではありません。
プログラマーと呼ばれるためにはコードの記述は必須です。
今後はスクラッチのバージョンアップやほかのソフトとの連携によりスクラッチで作ったプログラムをコードに変換する環境も出てきます。(正確には出ています。)
スクラッチでコードの書き方を学べる環境がすぐそこまで来ています。

スクラッチとマインクラフトでプログラミングするための情報を公開しています。