マインクラフトでプログラミングするために知っておきたいこと

プログラミング学習で利用しているスクラッチ(Scratch)ですがマインクラフト(Minecraft)という人気ゲームと連動させることができます。
連動させるとあらかじめプログラムした動作を自動でしてくれます
建物を作ったりオブジェのようなもの作ることが簡単にできてしまいます。
ただしスクラッチにはいくつかのバージョンがあり連動させるためにはマインクラフトの種類も適切なものを選ぶ必要があります。
※以下の内容はwindowsで動作確認をしています。

スクラッチの種類

スクラッチには大きく分けてオンライン版とオフライン版の二つがあります。
オンライン版には正式にリリースされているScratchと現在開発中のScratchxの2種類があります。
オフライン版にはScratch1.4とScratch2、Scratch3の3種類があります。
そしてマインクラフトを連動させることができるのは
ScratchxとScratch1.4の2種類になります。
オンライン版はScratchxとMinecraft Windows10版、オフライン版はScratch1.4とMinecraft JAVA版(本来はPi版※補足参照) ということになります。
共にただインストールすればできるようになるというわけではなく環境の整備、設定が必要になります。
どのように設定をするのか簡単に解説します。

実行環境

Windows10 Home 64bit 1803
CPU Pentium G3258 3.2GHz
メモリ 8.00GB
マザーボード ASRock B85M
SSD Samsung 850 EVO 120GB
グラフィックボード なし
Windows10×scratchxJAVA×scratch1.4
導入の難易度簡単難しい
minecraftの種類Minecraft Windows10エディションMinecraft JAVAエディション
scratchの種類scratchx(オンライン)scratch1.4(オフライン)
scratchの言語重要な一部が英語ほぼ日本語
その他の必要なソフト、ファイルCode Connection for MinecraftPython2
Forge
Scratchpy-master.py
Scratch2mcpi-master.py
Raspberryjammod-master
Minecraft-turtle-master.py
Minecraft-stuff-master.py
導入、実行直後のメモリ使用量の合計(参考値)800MB1300MB
インターネット環境必要導入時のみ必要
価格3000円程度お試し無料

ということで、お手軽に始める場合はWindows10版×scratchxということになります。

補足
実はWindows10版のマインクラフト(正確には接続用のCode Connection for Minecraft)はscratchxのほかMakeCode、Code.org、Tynkerというもので接続することもできます。機会があれば紹介いたします。
Minecraft Pi版を使用するという方法もありますが、機材をそろえたりOSのセットアップ、環境設定となかなか面倒なことが多いので難易度はJAVA版よりも高くなります。こちらも機会があれば紹介します。
なおこれらの補足の内容についてはインターネットで紹介しているところも結構あるので興味のある方は検索してみてください。

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